2010/12/12

ビリティス in シブヤ

 ――― 2010年12月12日。『ビリティス in シブヤ』 ―――
渋谷の街を歩いていると、劇場街で、「ビリティス」が演劇としてリメイクされた公演が、かなり人気を集めているようだった。ポスターを見ると、『あえて16時という開演時間を設定しました!』と、わかるようなわからないような宣伝文が目についた。

気がつくとそのあたりの路上は、公演につめかけた女性らで、かなりごったがえしていた。見ると同年代の女性のグループに加え、母と娘らしい組み合わせのお客が目立った。そして『ビリティス・ガールズ』と呼ばれる女性たちが、ふんいき作りと警備係をかねて、おそろいの白い服をまとって、劇場周りで活躍しているのだった。

と、それはいいが。しかし、会場付近の人々を整理しようとしているビリティス・ガールズの態度に、乱暴で強硬なところがずいぶんあるように思えたのだった。自分はたまたま街頭でそれを見かけただけだが、『これはいきすぎでは』…と考えていた。

(註。「ビリティス」とは、1970'sのデヴィッド・ハミルトンによる、レスビアン的なムードの映画作品だと思う。自分はちゃんと見たことはない。また、夢にみた街並みは、後で考えたら渋谷よりも有楽町に近いものだった。
また、ちょっと解釈的なことをメモ。この夢に登場したビリティス・ガールズは、自分の中でのラディカル・フェミニストに対するイメージかもしれない)



同じ日にみた、関連ありそうな別の夢。

自分は歩いて、渋谷の中心街に向かっているつもりだった。歩いていると、ひじょうに巨大な角川書店の本社ビルの真横を通り過ぎた。社屋の周りに、何か用があるのだろうか、アキバっぽい少年たちの小グループがたむろしていた。
…いや、何かがおかしい。路上の掲示などを見て地理を確認すると、自分はどこかで方角をまちがえて西へ行きすぎ、幡ヶ谷かどこかへ向かっていたらしかった。

それから引き返して自分は、同じ目的地に向かっている仲間の青年らと落ち合った。すると彼らにしても、目的地へのルートには明るくないようだった。
そしてひとりの仲間が、『こう行くのでは?』と示したルートは、さっき自分が迷い込んだところだった。『それだと、違うんだな』と指摘しながら、ちょっといい気分になっている自分を感じた。

(註・角川書店の社屋は、そんな位置にはないし。そして実物は見たことないけれど、いくら何でも夢の中のイメージはりっぱすぎ)



もうひとつ、同じ日の夢。

弟が内装関係か何かの会社を起こしたので、自分はそこに雇われる。そしてふたりで、得意先廻りに出かける。
畳の敷かれた団地の集会場のようなところで、得意先の社長に会う。和室なので正座して、弟が先に自己紹介し、自分が続く。ところがふたりとも名刺を持っていないことに気づき、『おかしいな』と感じる。
すると向こうの社長は自分をさして、『あなたがお兄さんなんですな』と言う。つまりおまえがヘッドなのか、というニュアンスを感じたので、『そうですが、社長は弟です』と自分は返事する。

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