2010/10/24

膠着状態

 ――― 2010年10月24日。『膠着状態』 ―――
プールじゃないんだけど、水を抜いた小さなプールのような場所。その中に追い込まれて、ひじょうに強そうな不良から、タイマンを挑まれている。それ以前のお話がいろいろあった気がするが、それは忘れてしまった。

追い込まれた場所は、ふつうの地面より、1m以上も低くなっている。しかもその周囲の高いところから、不良の仲間のデブ君が、戦況を見おろしている。そして自分が俊敏でないし、これでは逃げおおせることができそうもない。

では、自分の相手の不良君は。ジャンプのまんが「ブリーチ」のヒーローを、すごく悪くしたような感じのヤツで。
彼は自信満々に距離を詰めてきて、首と首を抱えあうような体勢になった。そして向こうはいまだ力を入れてこないので、こっちは何でもできるっちゃできる。
テンプルをぶん殴ることもできそうだし、ボディを喰らわすこともできそう。がしかし、やったところで効くような気がしないのだ。何しろ自分が非力だし。

むしろそれをきっかけに、コテンパンにされそうな予感がひじょうに! こっちに先手を取らせた上で、ものすごい仕返しをしようとしていそう、相手のよゆうありすぎな表情から、そのような気がしてならない。
それでどうともしかねて、自分は膠着状態を維持するばかりだった。

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