2010/10/24

膠着状態

 ――― 2010年10月24日。『膠着状態』 ―――
プールじゃないんだけど、水を抜いた小さなプールのような場所。その中に追い込まれて、ひじょうに強そうな不良から、タイマンを挑まれている。それ以前のお話がいろいろあった気がするが、それは忘れてしまった。

追い込まれた場所は、ふつうの地面より、1m以上も低くなっている。しかもその周囲の高いところから、不良の仲間のデブ君が、戦況を見おろしている。そして自分が俊敏でないし、これでは逃げおおせることができそうもない。

では、自分の相手の不良君は。ジャンプのまんが「ブリーチ」のヒーローを、すごく悪くしたような感じのヤツで。
彼は自信満々に距離を詰めてきて、首と首を抱えあうような体勢になった。そして向こうはいまだ力を入れてこないので、こっちは何でもできるっちゃできる。
テンプルをぶん殴ることもできそうだし、ボディを喰らわすこともできそう。がしかし、やったところで効くような気がしないのだ。何しろ自分が非力だし。

むしろそれをきっかけに、コテンパンにされそうな予感がひじょうに! こっちに先手を取らせた上で、ものすごい仕返しをしようとしていそう、相手のよゆうありすぎな表情から、そのような気がしてならない。
それでどうともしかねて、自分は膠着状態を維持するばかりだった。

2010/10/23

アリアル・パチャトゥーラ

 ――― 2010年10月23日。『アリアル・パチャトゥーラ』 ―――
アリアル・パチャトゥーラというものがあるらしい。よくわからないが、Wikipediaにもその項目があるようだ。

それは何かって、映画の題名のようでもあり、まんがのようでもあり。
…何となく後者の線が濃いが。それは女子中学生を主人公にしたような、日常コメディのような、サバイバルもののような? 『高いところから飛び降りる』というモチーフのあるもののような?

どうであれ、ちょっと面白そうでもありながら、けっきょくさいごには自己否定しているような作品なのじゃあるまいか、という気がした。

2010/10/10

ソープ的マルキシズム

 ――― 2010年10月9日。『ソープ的マルキシズム』 ―――
オレは大学3年生という設定で、現実にそうだったように、単位の足りなさを気にかけている。
飲み会に連れていかれ、ビール2杯しか飲んでないのに、割り勘でそれぞれ2万円の勘定だと言われる(!)。サイフの中には、1万5千円くらいしか入っていないのに!(これは現実がそう)
頭を抱えたオレが、うつ病か何かになりそうかもと見かねた女性の先輩が、その勘定を立て替えてくれたらしい。オレはその店を出る。

自分の部屋に帰る。卒業が迫っているので、荷物を実家に戻さなければならないな、と思う。叔母たちがそこへ現れ、『もう3年も経っちゃったのねえ』などと言う。

それから叔父によって、ソープランドへ強引に連れて行かれる(現実は風俗行ったことない)。とくに、そういう気分でもないのに。それもオレの払いで。
受付の後、伝票でお金を束ねて、5千円札にパンチの穴をあけたものが手渡される。そのお札は、オレのサイフから出たものだと思う。
『お金に穴開けちゃ、ダメじゃん!』と思ったが、この店的にはそれが『Paid』の印らしい。他では使えなくなるが、この店では通じる、ということらしい。
ただし、銀行で取り替えてくれそうな気もするので、このまま帰ってしまおうか…という考えも頭に浮かんだ。がしかし、ちょっとだけ好奇心がまさった。

で、伝票に『キング・クリムゾン』と書いてあり、それが相手のお姉さんの源氏名らしい。さもなくば、客としてのオレに付されたコードネームらしい。
お店は開放的すぎる構造で、おおまかな構造は2重の同心円になっている。内側の円はプレイルームで、後で知ったのだが、仕切りも何もない。その中で、30~40くらいのペアが、ひしめきあうような状態でソープ的なプレイをしているのだった。

で、そのプレイルームにたくさんのドアがあり、担当のお姉さん別に入り口が分かれている。自分は該当するドアの前で、電光掲示板に『キング・クリムゾン』という字が出るのを待たねばならない。
待っている場所が外側の円で、同じように待っている人々がずいぶんいた。かつこの外側の円のあちこちに、カウンターやゲート的なものがある構造になっていた。

ところがずいぶん待たされて、気がそれたところで掲示を見逃し、オレの順番は飛ばされてしまったようなのだった。で、そんな場合はその次の番、というほどかんたんなシステムではないようなのだった。

どうしたものか…と考えながら歩いていると、プレイルームの中が丸見えの、大きなはめ殺しのガラス窓に行き当たった(記述が前後したが)。思い出すと、アングルの名画「トルコ風呂」のような眺め、という感じもあった。
そして見ていると、たった5千円のわりにかなり激しいサービスがなされているようなので、『このまま帰ってもつまらないかな』と感じた。

困ったところで、カウンターのお兄さんに相談した。カウンターと言っても、廊下の真ん中に学校の机とイスが2~3コ並んでいるようなところだが。
すると、黒ブチめがねの秀才風、そしてバイト学生風、あえて言うと「うる星やつら」のメガネ君みたいなお兄さんは、オレの渡した伝票をチェックしながら、『あーこれね。…もう、まったく、よけいなこと書いて』…と、ふしぎなことをつぶやいている。

『あ、いや、その用紙は、オレが書いたのではないのですが…』
『うん、それはわかってますよ? しかし、職員に正しい手順をわかってないヤツが多くてネェ、ほんとに』

どこの職場でもあることで、言いたいことは分かるが、でも客のオレに言わなくても…と思った。ともあれ彼は、伝票等を作り直してオレに手渡し、『これで大丈夫』的なことを言った。

するとこんどは、コードネーム(?)が『ストライパー』になっている。しかも、5千円札だったものが、どこの国の通貨ともつかない、見慣れたお札になってしまっている! これではもう、持って帰っても仕方がない。
自分は該当するドアの前で、再び待つ。前のお客が、すっきりした感じで出てくる。
次は自分かな…と思ったら、予想外にお姉さんが顔だけ出してきた。自分は目の前で、それを見た。
その女性はわりに美人だったが、年齢は30過ぎくらいか、そして疲れている感じは厚化粧では隠しきれていなかった。で、その女性が、視線をオレとは合わせもせず、『次からは、18時からの部になりまーす!』、と、感情も込めずに言ったのだった。

かくて全館が、休憩時間に入ってしまったようなのだった。すると、館内のふんいきが一変した。オレが突っ立っていると、数人のナースが用具を載せたワゴンを押しながら、『どいてどいて!』と言わんばかりに、足早に通り過ぎていった。たぶん、お姉さんたちの体調の検査等があるのかな、と思った。
それから廊下では、さっきまでお客たちが座っていたイス(病院の待合室のイスみたいなもの)に、男女の職員ら10数人が腰かけて、何か講習のようなものが始まった。聞いていると、それは何とマルクス主義の学習なのだった。

妹とハグすると

 ――― 2010年10月5日。『妹とハグすると』 ―――
妹とハグすると、いつのまにかオレ(170cm)より背が高くなってるのでショックをこうむる。
(ただし、現実の自分は弟が2人で妹はいない)

と、これだけでは短すぎてあんまりなので以下、日付不明(たぶん10月初め)の夢のメモをあわせて掲載。

何かの施設の職員である自分、辞めたい。
おやつの時刻なので、小さいけどケーキを1つもらう。うまい。
(下のフロアに)人がやたらと増えて、階段を降りれない。人の頭を踏んじゃうので。

宇宙への転職。クビになった人々が他の星へ植民させられる。
ただし中高年ばかりなのが、政策として疑問。